2024年12月10日の渡船(島釣り)釣果です!
~~つばき丸~~
【渡船先 & 釣果 & 詳細】
※対象魚種:マダイ・クロダイ・メジナ他
≪とどえぐり:2名,相席(11時~16時半)≫
<釣果>
《Aさん》双六漁港方面
クロダイ1枚(35cm)、バラシ2発(同サイズくらいのクロダイ針外れ)。
餌取り[フグ、チャリ子]
潮なし。
《Bさん》館山地磯方面・潮瀬方面
餌取り[ベラ、スズメダイ、チャリ子]
全体的に潮なし。
潮瀬方面は対抗風強いものの、潮は緩く動いていて更にそちらでは餌残る模様。館山地磯向きの水道方面にすると潮止まり、一気に餌取り増えたそう。
本日もご利用頂きまして、誠にありがとうございました。またのご来店をお待ちしておりますm(_ _)m
~~余談~~
渡船の予約システムがあると言えど、以下のような事もございますので是非皆様には知っておいて頂きたい所存でございます。
[今日の出来事]
①本日は、前日にAさんから「椿前赤灯台」のご予約。予報上、最近の大シケと比べたらだいぶ落ち着くものの、とどぐりやとどえぐりはまだ厳しいと感じた為、赤灯台にされたそう。
②続いて、本日の朝にBさんからとどぐりのご予約。本当はとどえぐり希望なのですが、当店判断では予報上黒寄りのグレーという事でおそらく厳し目。。。という事でとどぐりにされた模様。
③10時過ぎにAさんご来店。実際に見てみると想定以上に海は落ち着いていたので、急遽赤灯台をやめてとどぐりに変更。Bさんの希望と被ります。
④今朝ご連絡頂いたBさんに直ちにとどぐり相席になった旨をご連絡。できる限り相席は避けたい派とお見受けするので、キャンセルも致し方なし。しかしもう向かっている模様。最悪、もしギリギリ渡れそうなら急遽とどえぐりに変更してもらおうかなぁとつばき丸の中で対応を立て直し。※とどえぐり実際に行けるかは見てみなければ分からないので期待させてしまわない為に連絡は入れませんでした。
⑤Aさんの準備が終わり、いざ出航。とどぐりに渡す直前、予報を裏切って想定以上に海は落ち着いている為、やはりBさんとどえぐりいけるのではないかと思った所・・・、Aさんからも、「やはりとどえぐりに変更したい」との再度急遽変更要請。Bさんはシステム上はとどぐり予約のままなので、とりあえずはこれでお互い相席無くご案内できるかなーと思い、Aさんをとどえぐりにご案内。
⑥とどえぐりから店まで帰っている途中で、Bさんご来店。店長がレジにて具体的にどのような対応をしたかは分からないものの、「とどえぐり行けるなら相席でも良いからとどえぐりで良い」との結論になったそう(;’∀’)
※当店判断ではお電話時点でとどえぐり無理目と判断してお話ししていたのに、Aさんを渡しているので不思議に思ったかもしれません。実際に渡れるかは、その日になって実際にご案内してみないと分からないのです。申し訳ない・・・。
結果、赤灯台もとどぐりもご案内する事無くお二方とどえぐりの相席となる事に(;´∀`)
なんだか伝え方やタイミングが悪かったのか、ややこしい感じにしてしまったかなーと、つばき丸も色々と反省。
ただ、予約システムというのはあくまで「ただ他のお客様にその時点での各々の希望先を周知させるだけのシステム」に過ぎないので、急遽の島変更も相席も、当店規定のルール上は問題無いのです(´・ω・`)
その為、「予約上はどこの島に何人」と分かっていても、このように急遽の変更で相席になる可能性が十分ございますので、ご了承下さい(;´・ω・)
[予約システムの最大の脅威]
上記のような誤解もありますが、渡船の予約システムが「店にとって」厄介である要因についても、良い機会なので書いてみようかと思います。
本当は、純粋に店の売り上げ等を考えるなら、予約システムなんて無い方が良いのかもしれません。予約受付に掛ける労力やコストもそうですが、一番は、予約システムを導入すると単純にご来店されるお客様が減ります。
「予約システムが無い」という事は、即ち全員が飛び入り参加によるご案内となる訳ですが、「せっかく来た以上は希望の島じゃなくてもどこかしらの島に渡ろう」と考える方が多いのと・・・、特に三つ繰りに関しましては、「上限人数に達していなければ、相席になってでも来てしまった以上はそこを選ぶ」からですね。
事前にどれくらいの人がそこを希望しているか分かってしまえば、相席回避の為に最初から来なくなるのです。
そして、例えば予約システムを導入せず希望人数不明瞭で皆様いらっしゃった結果「島の上限いっぱいに人が渡っている」という事は、それだけ全方位常に誰かが魚を探索できている上に、使用するエサや仕掛けが人それぞれ変わる為、「その日の正解」に誰かしら辿り着く可能性も高まるので、「島自体の釣果率」も上がります。そして誰かしらでも釣れている報告ができれば「あの島釣れる」「あの島魚いる」という認識になるのです。
しかし現在は、予約システムによって相席を避けやすくなった事で、島の上限人数に達する事がほぼなくなり、報告できる釣果自体も昔ほど華々しくは無いようにも感じます。結果「釣れない」「魚いない」「魚減った」という声がある程度目立つようになったかもしれません。
極論、1000人島に渡って100人が釣果を出して、釣れた分100件の釣果報告だけを投稿すれば「あの店釣れてるんだすげー!」と錯覚するのかもしれませんが、多い時で10人程度渡してその中の4人くらいが釣果を出してたった4件の釣果報告が上がった場合と比較すると、大衆はどうしても前者の方に目が眩むでしょう。しかし実際には、後者の方が40%の釣果率を出し、前者はわずか10%なのです。当店の場合は、「釣れなかった分」の釣果報告も記載致しますので全体の釣果率がより見えやすくはなっております(´・ω・`)
こんな事を説明しなくても、既にここまで理解されているお客様の大半は、釣れなかったとしても「(希望先に)渡って釣り出来ただけ良かった!」と仰って下さる方が多い印象を受けます(*T^T)
そういう訳でして長々と書いてしまいましたが、「予約システム」というのはお客様にとって便利な反面、経営としては少々厄介なモノ。
それでも予約システムは継続致します。何よりお客様方にとっては便利ですし、少しでも快適に遊んで頂きたいので(*`・ω・´)
ただし、島自体の釣果が無い日々をブログなんかで見た時でも、「あの店、あの島釣れないんだなー」なんて思わず、こういった裏事情がある事は皆様どうか、ご理解頂ければ幸いです(>_<)
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