🏝渡船釣果(22/09/25)※渡船エギングの時期到来!

2022年9月25日の渡船(島釣り)釣果です! 
渡船先:とどえぐりエギング&フカセ(3名、5時~14時半)、とどぐりエギング(2名、8時~16時半)。
対象魚種:アオリイカ。クロダイ、マダイ、メジナ。
【釣果】 
とどえぐり:アオリイカ15杯。いずれも大サイズ。フカセの方は赤黒メジナ0。エサ取り[子マダイ、アジ、フグ、サヨリ]。相変わらず厳しいもののベラが消えた!
とどぐり:アオリイカ21杯(16-5)。+バラシ5杯。

本日(25日)最も脚光を浴びたのは、しばらく鳴りを潜めていた渡船エギングです!
とどえぐりの方はエギングだけでなくフカセで渡った方もいらっしゃいますが、フカセの釣果として注目したいのは「エサ取りに毎日報告の上がっていたベラが消えた」事でしょうか。ひとまず一番の邪魔ものが消えた感触ですが、厳しい状況であるのは相変わらずです。島釣りのフカセは10月からが本番と言われていますが、今年もちゃんとその頃には良くなるでしょうか・・・。しかしエギングに関しましては、本日とどえぐりもとどぐりも良釣果です。

今年の椿港エギングは、早い時期から堤防は人で賑わっていました。釣れるイカもまだまだ小さいものでしたが・・・。段々大きくなっていく様子が伺えました。それから2週間程でパタリと人がいなくなり、しばらくその調子が続いたものの、先週の木曜日くらいから再び人で賑わっております。
例年ですと、今頃のイカは大きくなり陸側から離れるので、自然と堤防からも人は減っていくようなのですが・・・、ティップランの釣果でも見られるように、小さいものでもたまに数匹釣れている事から、今年は産卵が遅れているか、あるいは例年よりも回数が多いのかもしれません。こういった経緯で再び堤防エギングのお客様が増えたのかもしれませんね。堤防でのフカセやサビキ釣りも、とても人気のようです。
朝の時点で店前から観測できた人数で20人以上・・・。昼には30人を超えていました。
当店に氷や釣り具を買いに来て下さる堤防釣りのお客様から釣れ高を聞いてみると、「大きなものも釣れたけど1杯だけ」「かなり小さいのならちょこちょこと、たまに釣れる・・・」といった声を、どのお客様からも共通してお聞かせ下さいました。人はたくさんいるものの、渋いようです。。。

そんな中、「より沖側でかつ人口の少ないエギング」という事で渡船エギングに目を付けたお客様方が本日はご来店頂き、見事な釣果を上げて帰って来てくださったのが、本日のストーリー展開。
とどえぐりのお客様、本当は父島第一希望だったのですが、風向きは北西で、風速もそんなに強くないにも関わらず、前日からのうねりが残っていたのと潮位が高かった事から三つ繰りは渡せませんでした。鵜ノ崎の方はもっと大荒れだったようです。

朝の7時頃に急遽着信。「とどえぐり(らしき島)に人が渡ってましたが、もしかして渡船とかやっていますか!」という内容のご相談から始まり、本日の波でも問題なく渡せるもう一方の島、とどぐりをご案内致しました。
「例年、エギングとしても、とても人気の場所である事」はお伝えできましたが・・・、「実際に釣れるかどうか」の保障まではできません。何より、2週間前頃にご案内した際のとどぐりエギングはうねり、波打ち強く、厳しすぎて釣りにならず、早期撤退となってしまった苦い思い出から、つばき丸の中ではとどぐりの株爆下がり中でしたので・・・。「それでも行ってみる!」と判断されたお客様方の完全勝利でしたね!

お客様の理想のイメージに適っているのかどうか、内心ドキドキしながらのご案内となりましたが、島が見えた段階から既にとても気に入って頂けたご様子で、安心しました。あとはエギングが成功さえすれば完璧で、その点だけはずっと不安でした。そもそもまだアオリイカ居るのだろうか・・・。とはいえあれから時間も経っているので、やはりどうなっているかはわかりません。お客様たくさんの種類のエギを持っていらっしゃいましたので、おそらく熟練者とお見受け致しました。あとはイカさえ・・・、イカさえやる気あれば・・・!

そして結果は、不安なんてとんでもない。期待値をはるかに超え21杯!しかもいずれも大サイズです!(((o(*゚▽゚*)o)))
バラシを上手く捕まえられれば26杯いけておりました!惜しかったですね(>_<)
お客様大変満足してご帰宅され、また遊びに来て下さるそうなので楽しみにお待ちしております。

今回、ティップランよりも渡船エギングの方に軍配が上がりましたが、本当に海というのは、こちらのアプローチに対しどのような返事を返してくれるのか、分かったものではありません。普段から「良い」とされている道具が釣れず、あまりオススメされていない道具の方がよく釣れたり、シケない予報が急にシケたり、シケる予報が実際はシケなかったり、釣れなかった場所が急に釣れ始めたり。
そんな中でも、いかに最善を尽くしてお客様に海を楽しんで貰えるかを考えるのが、我々の仕事です。また明日も頑張ります!

動画:海面に何かいるような・・・。